山間部を通る道路工事、大規模な造成工事は切土などの工事で山林の樹木を大量に伐採する必要が生じます。
 伐採に伴う立木発生材(枝葉、根等)は、従来大部分焼却処理により処分されてきました。
焼却処理には石油などのエネルギーが必要であり、また焼却の際に二酸化炭素が多く発生します。
この二酸化炭素は地球温暖化のひとつの要因といわれています。

また、焼却処理をおこなうにあたり、環境基準に適合する設備の焼却場までの運搬が必要となり、処理量が
大量の場合は多大のコストが生じ、運搬時には運搬路周辺の生活環境の悪化にもつながるおそれがあります。
また、受入先の確保も困難となります。
現状の立木発生材の処理フロー図
大半が焼却処理されている植物廃材
 公園、道路、河川から発生する植物廃材。これらの大半がいまだに
焼却処理されています。全国の自治体の77%が、現在この処理方法
を取っています。その他約14%が埋め立て
処理を行っており、堆肥化などリサイクルしている自治体は約4%に
すぎません。

一方、ゴミ(一般廃棄物)の排出量は昭和61年度から増加の一途を
たどり、自治体のゴミ焼却施設の稼働能力は限界にきています。

ゴミ埋め立てのための最終処分場の設置も周辺住民への影響、自然環
境への影響等、多くの問題を抱えているのが現実です。また、焼却処
理には石油などのエネルギーが必要であり、焼却の際二酸化炭素が多
く発生されます。

この二酸化炭素は地球の温暖化現象の原因と言われています。

(社)道路緑化保全協会が平成7年に行った、
全国3235自治体に対するアンケート調査結果